「ご足労いただき」の意味と使い方|来社前・来社後のメール例文と注意点
来社をお願いするメールに、こう書こうとしたことはないでしょうか。
ご足労をおかけしますが、来週火曜日に弊社までお越しください。
丁寧な文章に見えます。ただ、相手はまだ来社に同意していません。「来てもらうこと」を前提にした言い方なので、予定が合わない相手には断りにくさを感じさせる可能性があります。
「ご足労」は、来社前にも来社後にも使える言葉です。迷いやすいのは、前か後かだけで判断しようとするからかもしれません。
確認したいのは、相手が来社を承諾しているか。そして、すでに足を運んでもらったかです。
この二つが分かれば、「お越しいただけますか」「ご足労をおかけしますが」「ご足労いただきありがとうございました」を自然に使い分けられます。
まず結論|「ご足労」は来社が確定してから使うと自然
来社前・当日・来社後の使い分け早見表
「ご足労」を使うか迷ったら、来社の日付ではなく、話がどこまで決まっているかを確認します。
| タイミング | 適した表現 | 伝わる内容 |
|---|---|---|
| 来社を打診する段階 | 弊社へお越しいただくことは可能でしょうか | 相手の都合を尋ねる |
| 来社が確定した後 | ご足労をおかけいたしますが、当日はよろしくお願いいたします | 移動の負担を気遣う |
| 相手が到着した時 | 本日はご足労いただき、ありがとうございます | 足を運んでもらったことに感謝する |
| 面談終了後・見送り時 | 本日はご足労いただき、ありがとうございました | 終了した来社にお礼を伝える |
| 後日のお礼メール | 先日はご足労いただき、誠にありがとうございました | 過日の来社にお礼を伝える |
来社を打診する段階で「ご足労をおかけしますが」を使っても、文法上の誤りとは言い切れません。依頼のクッション言葉として使われることもあります。
ただし、まだ承諾していない相手には「来社することが決まっている」と受け取られるおそれがあります。最初の依頼は「お越しいただくことは可能でしょうか」と尋ね、日程が決まった後に「ご足労をおかけいたしますが」と添えるほうが、相手の選択を尊重できます。
「来社への同意」と「移動が済んだか」で選ぶ
判断は三段階です。
- 承諾前:来社できるか尋ねる
- 承諾後・来社前:足を運んでもらう負担を気遣う
- 来社当日・来社後:足を運んでもらったことに感謝する
来社前だから「ご足労」が使えないわけではありません。相手が来ることを承諾した後なら、事前の確認メールでも使えます。
つまり、日付より合意の有無が先です。
「ご足労いただき」の意味と敬語の成り立ち
「ご足労」は、わざわざ足を運んでもらうこと
「ご足労」は「ごそくろう」と読みます。
精選版 日本国語大辞典では、相手を敬い、その人にわざわざ来てもらったり、行ってもらったりすることを表す言葉とされています。
出典:精選版 日本国語大辞典
単に距離が遠いことだけを指す言葉ではありません。近くの事務所から来てもらう場合でも、相手が自分のために時間を取り、場所を移してくれたのであれば使えます。
「ご足労いただき、ありがとうございます」は、足を運んでもらった負担を認めたうえで、その行為への感謝を伝える表現です。移動そのものがない電話やオンライン会議には合いません。

「ご足労いただき」は二重敬語ではない
「ご足労」に「いただく」まで付けると、敬語を重ねすぎているように見えるかもしれません。
しかし、「ご足労いただき」は一般に二重敬語とは扱われません。
文化庁の敬語の指針では、一つの語に同じ種類の敬語を二重に使う形を二重敬語と説明しています。
出典:敬語の指針
「ご足労いただく」は、相手の行為を立てる「ご足労」と、こちらが恩恵を受ける立場を表す「いただく」を組み合わせた形です。
「ご足労いただき、ありがとうございます」も「ご足労いただきまして、ありがとうございます」も使えます。後者はつなぎ方が改まり、挨拶や礼状にもなじみやすい表現です。
「ご足労いただき」と「ご足労くださり」はどちらも正しい
次の二つは、どちらも適切です。
本日はご足労いただき、ありがとうございます。
本日はご足労くださり、ありがとうございます。
違いは、出来事を見る位置にあります。
文化庁も、「いただく」は謙譲語Ⅰ、「くださる」は尊敬語であり、どちらも相手を立てる適切な敬語だと説明しています。丁寧さにも大きな差はありません。文化庁の解説資料では、受け止め方には個人差があるものの、基本的にどちらもほぼ同じように使えるとされています。
出典:文化庁の解説資料
迷った場合は、ビジネスメールで広く使いやすい「ご足労いただき」を選べば問題ありません。同じメールの中で両方を混ぜず、一つにそろえると文章も落ち着きます。
来社前のメール|未確定なら尋ね、確定後に「ご足労」を使う
来社を依頼する段階は「お越しいただけますか」と尋ねる
最初のメールでは、相手が来られると決まっていません。
「ご足労をお願いします」「弊社までご足労ください」と言い切るより、来社が可能かを尋ねる形が自然です。
弊社へお越しいただくことは可能でしょうか。
ご来社いただける日時をお知らせいただけますと幸いです。
対面でのお打ち合わせが難しい場合は、オンラインでも対応可能です。
候補日時を複数示し、オンラインという代替案も添えると、相手は都合に合わせて答えられます。

来社をまだ打診している段階のメールは、次のようにまとめます。
件名
お打ち合わせのお願い(〇〇に関するご相談)
本文
株式会社〇〇
営業部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。
現在進めております〇〇について、詳しくご相談したくご連絡いたしました。
可能でしたら、弊社にて一度お打ち合わせのお時間をいただけますでしょうか。
下記の日時で、ご都合のよい時間がございましたらお知らせください。
・〇月〇日(火)10時~12時
・〇月〇日(水)14時~17時
・〇月〇日(金)13時~16時
対面でのご調整が難しい場合は、オンラインでのお打ち合わせも可能です。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。
候補日の出し方や、相手が返信しやすい聞き方は、「ご都合はいかがでしょうか」の使い方と日程調整メール例文でも詳しく紹介しています。
日程確定後は「ご足労をおかけいたしますが」を使う
相手から来社の承諾を得た後は、移動の負担を気遣う言葉を添えます。
ご足労をおかけいたしますが、当日はよろしくお願いいたします。
ご足労いただくこととなり恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
遠方よりお越しいただくこととなり、誠にありがとうございます。
確認メールでは、日時だけでなく、所在地、受付方法、当日の連絡先まで書いておくと親切です。「ご足労」を使ったのに、相手が入口で迷ってしまっては配慮が届きません。
件名
〇月〇日のお打ち合わせについて
本文
株式会社〇〇
営業部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。
お打ち合わせの日程をご調整いただき、ありがとうございます。
当日の詳細を下記のとおりご案内いたします。
日時:〇月〇日(火)14時~15時
場所:弊社3階 第2会議室
住所:東京都〇〇区〇〇0-0-0
受付:1階受付にて、担当の△△をお呼び出しください
当日の連絡先:00-0000-0000
ご足労をおかけいたしますが、当日はどうぞよろしくお願いいたします。
再度来社をお願いする時は、理由と負担への配慮を伝える
追加確認のために再訪をお願いする場合、「再度ご足労ください」だけでは、相手に負担を押し付けたように響きます。
なぜ対面での確認が必要なのかを短く説明し、こちらの不手際が原因なら、感謝より先にお詫びを伝えます。
件名
再度のお打ち合わせのお願い(〇〇の確認について)
本文
株式会社〇〇
営業部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。
先日のお打ち合わせで弊社からお示しした資料に一部不足があり、
ご判断に必要な内容を十分にご説明できておりませんでした。
誠に申し訳ございません。
修正版の資料をご確認いただくため、可能でしたら、
改めてお打ち合わせのお時間を頂戴できますでしょうか。
弊社から伺うことも可能ですので、ご都合のよい方法をお申し付けください。
弊社へお越しいただく場合は、再度ご足労をおかけすることとなり、
重ねてお詫び申し上げます。
何卒ご検討くださいますようお願いいたします。
再訪が必要でも、こちらから訪問できるなら、その選択肢を先に示します。言葉だけで恐縮するより、相手の負担を減らす提案のほうが伝わります。
来社当日・来社後|感謝と次の対応をセットで伝える
到着時と見送り時は「ます」「ました」を使い分ける
相手が到着した時は、その日の訪問が始まったところです。
本日はご足労いただき、ありがとうございます。
打ち合わせが終わり、見送る時には過去形がなじみます。
本日はご足労いただき、ありがとうございました。
ただし、会話の状況によっては、到着時に「ありがとうございました」と伝えても不自然とは限りません。すでに完了した「来社する」という行為に注目できるためです。
使い分けに迷ったら、受付では「ありがとうございます」、終了後は「ありがとうございました」とすると分かりやすいでしょう。

当日のお礼メールは、次の対応まで書く
お礼メールが「本日はありがとうございました」だけで終わると、打ち合わせ後に何が進むのか分かりません。
来社への感謝に続けて、確認した内容と自社の次の対応を一つずつ書きます。
件名
本日のお打ち合わせのお礼
本文
株式会社〇〇
営業部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。
本日はご多用のなか、弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。
お打ち合わせでは、〇〇の導入時期と運用方法について具体的に確認でき、
大変有意義な時間となりました。
弊社にて本日の内容を反映したお見積書を作成し、
〇月〇日(金)までにお送りします。
ご不明な点や追加のご要望がございましたら、遠慮なくお知らせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
相手が次に知りたいのは、こちらが何を、いつまでに行うかです。提出日や回答日を一つ入れるだけで、お礼が実務につながります。
来社への感謝を別の言葉で表したい場合は、「ありがとうございます」の丁寧な言い換え50選も参考になります。
翌日以降は「先日は」に変える
翌日以降に送る場合は、「本日は」を「昨日は」または「先日は」に変えます。
件名
先日のお打ち合わせのお礼と資料送付
本文
株式会社〇〇
営業部 〇〇様
いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。
先日は弊社までご足労いただき、誠にありがとうございました。
お礼のご連絡が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
お打ち合わせでご依頼いただいた〇〇の資料を添付いたします。
ご確認のうえ、ご質問がございましたらお知らせください。
引き続きよろしくお願いいたします。
連絡が翌日になっただけなら、必ずしも大げさに謝る必要はありません。返信が予定より遅れた場合や、相手を待たせた場合に、お詫びを添えます。
雨天・遠方・急な依頼・再訪で使える例文
負担が大きい状況では、その事情に触れると感謝が具体的になります。
お足元の悪いなかご足労いただき、誠にありがとうございます。
遠方よりご足労いただき、心より御礼申し上げます。
急なお願いにもかかわらず、ご足労いただきありがとうございました。
このたびは再度ご足労をおかけし、誠に申し訳ございません。
雨が降っていないのに「お足元の悪いなか」を付けたり、近隣からの来社に「遠方より」と書いたりすると、定型文を貼った印象が残ります。相手が実際に負った手間だけを言葉にします。
「ご足労」は目上や上司にも使える?相手と場面の判断
取引先・顧客・来賓には問題なく使える
「ご足労」は、取引先、顧客、来賓など、目上の相手にも使えます。
「ご苦労様」のように、目上には避けるとされる表現と混同する必要はありません。相手の移動を敬って述べる言葉なので、来社への気遣いやお礼に適しています。
ただし、敬語として正しくても、短い訪問のたびに「ご足労」を繰り返すと大げさに聞こえることがあります。日常的な来客には「お越しいただきありがとうございます」、改まった来社や、わざわざ来てもらった場面では「ご足労いただきありがとうございます」と使い分けると自然です。
社内の上司には「お越しいただき」が自然な場合もある
上司に使うことも、文法上の誤りではありません。
離れた事業所から会議のために来てもらった場合などは、次のように言えます。
本日は本社からご足労いただき、ありがとうございます。
一方、同じ社内で日常的に行き来している相手には、改まりすぎることがあります。
会議室までお越しいただき、ありがとうございます。
社内の距離感には、こちらのほうがなじむ場合も多いでしょう。
なお、取引先に対して自社の上司の行為を述べる時は、自社の人を立てません。「部長の田中にご足労いただきます」ではなく、「部長の田中が伺います」と伝えます。
自分が訪問する時とオンラインでは使わない
「ご足労」は、相手が移動することを敬って述べる言葉です。自分の訪問には使いません。
誤:明日は私がご足労いたします。
正:明日は私が伺います。
オンライン会議では、相手は足を運んでいないため、別の負担に目を向けます。
お時間をいただき、ありがとうございます。
オンラインでのお打ち合わせにご参加いただき、ありがとうございます。
言葉を入れ替えるだけでなく、相手が何をしてくれたのかに合わせることが必要です。
「ご足労いただき」と言われた時の返し方
相手からお礼を言われた時は、強く打ち消す必要はありません。招いてもらったことや、時間を取ってもらったことへの感謝を返すと会話が続きます。
こちらこそ、お時間をいただきありがとうございます。
お招きいただき、ありがとうございました。
直接お話しできて、よい機会になりました。
受付で短く返すなら、「こちらこそ、ありがとうございます」でも十分です。
「ご足労」のNG表現と自然な言い換え
「ご足労お願いします」「ご足労様です」は避ける
「ご足労お願いします」は、移動の負担そのものを直接求めるように響きます。
不自然:明日は弊社までご足労お願いします。
自然:ご足労をおかけいたしますが、明日はよろしくお願いいたします。
「ご足労様でした」も一般的なねぎらいの形ではありません。「ご苦労様でした」に似た印象を与えるため、感謝を明確にします。
不自然:本日はご足労様でした。
自然:本日はご足労いただき、ありがとうございました。
丁寧にしようとして、「ご足労をおかけさせていただきます」と敬語を増やす必要もありません。「ご足労をおかけいたしますが」で十分です。
通常の来社は感謝、不手際による再訪はお詫びを伝える
相手に来てもらうと、何となく「申し訳ございません」と言いたくなるかもしれません。
予定どおりの打ち合わせなら、まず感謝を伝えます。
本日はご足労いただき、誠にありがとうございます。
書類の不備や説明不足によって再訪してもらった場合は、お詫びが必要です。
弊社の不手際により、再度ご足労をおかけし、誠に申し訳ございません。
謝る理由がない場面まで謝罪にすると、招いたこと自体が迷惑だったようにも聞こえます。感謝か謝罪かは、移動が発生した原因で選びます。
不手際の程度に合うお詫びの表現は、「申し訳ございません」をやわらかく言い換える表現20選で場面別に紹介しています。
「お越しいただき」「ご来社いただき」などの言い換え
「ご足労」が少し重いと感じる場面では、次の表現に置き換えられます。
| 表現 | 主なニュアンス | 適した場面 |
|---|---|---|
| お越しいただき | 自然で幅広い | 日常的な来客、社内の上司 |
| ご来社いただき | 会社へ来た事実が明確 | 取引先へのメール |
| ご来訪いただき | 改まった書き言葉 | 来賓、公式な案内や礼状 |
| 足をお運びいただき | 来場への感謝が伝わる | 式典、展示会、イベント |
| お時間を割いていただき | 移動より時間に注目する | 面談、打ち合わせ全般 |
| お手数をおかけし | 移動以外の負担も含む | 再手続き、資料の持参、再訪 |
「ご来社いただき」は場所が明確ですが、「ご来訪いただき」は会社以外への訪問にも使えます。「お時間を割いていただき」はオンラインでも使えるため、対面とオンラインが混在する案内にも便利です。
依頼時のクッション言葉については、「恐れ入りますが」「恐縮ですが」「お手数ですが」の違いと使い分けで場面別に整理しています。
「ご足労いただき」に関するよくある質問
「ご足労いただきまして」は間違いですか?
間違いではありません。
「ご足労いただきまして、ありがとうございます」は、「ご足労いただき、ありがとうございます」より改まった印象になります。式典の挨拶や、かしこまったお礼メールにも使えます。
ただし、一文の中に「いただきまして」「させていただきまして」が続くと重くなります。前後の文を簡潔にすると読みやすくなります。
「ご足労いただくことになりますが」は来社前に使えますか?
相手が来社に同意し、日時も決まった後なら使えます。
ご足労いただくこととなり恐縮ですが、当日はよろしくお願いいたします。
まだ来社を承諾していない段階では、来ることを前提にした印象を与えます。「弊社へお越しいただくことは可能でしょうか」と尋ねるほうが安全です。
近くから来てもらう場合にも使えますか?
使えます。
「ご足労」は、一定以上の距離を移動した時だけに使う言葉ではありません。相手が時間を取り、わざわざ足を運んでくれたことへの配慮を表します。
ただし、隣の会議室へ移動した程度の場面では大げさに響くことがあります。「お越しいただきありがとうございます」など、距離感に合う表現を選びましょう。
「お足元の悪いなか、ご足労いただき」は意味が重なりますか?
意味は完全には重なりません。
「お足元の悪いなか」は雨や雪などの移動環境に触れ、「ご足労いただき」はわざわざ移動してもらったことを表します。そのため、併用できます。
ただし、「足」が続くため、重く感じる場合もあります。その時は次のようにすると滑らかです。
お足元の悪いなかお越しいただき、ありがとうございます。
雨のなかご足労いただき、ありがとうございます。
「ご足労いただきありがとうございます」には何と返しますか?
次のように、相手が用意してくれた時間や機会への感謝を返します。
こちらこそ、お時間をいただきありがとうございます。
お招きいただき、ありがとうございました。
こちらこそ、直接ご説明いただきありがとうございました。
短く返すなら「こちらこそ、ありがとうございます」で問題ありません。
まとめ|来社の承諾前・確定後・来社後で言葉を変える
迷った時に確認する三つのポイント
「ご足労」は、丁寧に見せるために付け足す言葉ではありません。相手が時間を使い、足を運んでくれたことへの配慮を表します。
- 来社の承諾前は「お越しいただくことは可能でしょうか」と尋ねる
- 日程の確定後は「ご足労をおかけいたしますが」と負担を気遣う
- 来社当日・来社後は「ご足労いただきありがとうございます」と感謝する
最初のメールで迷った時は、相手がまだ「行く・行かない」を選べるかを確かめます。選べる段階なら尋ね、決まった後なら気遣い、来てもらった後なら感謝する。
冒頭の一文も、来社前ならこう変わります。
弊社へお越しいただくことは可能でしょうか。ご都合が難しい場合は、オンラインでも対応可能です。
丁寧さは、難しい敬語の数ではなく、相手に残された選択肢にも表れます。
ことのは先生よりひとこと

「ご足労」を使う前に、相手が来社を承諾しているか確かめてみましょう。
承諾前は尋ね、確定後は気遣い、来社後は感謝を伝えます。
相手が何をしてくれたのかが見えれば、敬語は自然に決まります。





