日程変更のお願いの言い方|予定を変更してもらう丁寧なメール例文と件名

日程変更のお願いの言い方|予定を変更してもらう丁寧なメール例文と件名 言い方・伝え方

日程変更のお願いの言い方|予定を変更してもらう丁寧なメール例文と件名

予定を変更してもらうお願いは、内容そのものより「伝え方」で印象が決まります。
急な変更でも、相手が判断しやすい材料を先に渡せば、失礼にならずスムーズに調整できます。

ただ、日程変更の連絡は少しでも順番を間違えると「一方的」「急に振り回された」と受け取られがちです。
そこでこの記事では、相手の都合を尊重しながら予定変更をお願いするための型と、すぐ使える例文をまとめました。

この記事で分かること

  • 日程変更をお願いしても角が立ちにくい「お詫び→理由→候補→逃げ道」の基本設計
  • 取引先・上司・同僚・友人など、相手別に“丁寧度”を調整する言い回し
  • 候補日の出し方(何個出すべきか、所要時間・オンライン可否の添え方)
  • 件名・冒頭・締めを整えて「一通で決まりやすくする」文章の順番
  • NG例をどう直すと印象が改善するか(ビフォーアフターで即修正)

「相手の予定を変えてもらう」からこそ、必要以上にへりくだるのではなく、相手の負担を減らす配慮で整えるのが最短ルートです。
まずは次の章で、予定変更が気まずくなる原因と、最短で信頼を落とさない考え方から押さえていきましょう。


  1. 結論:予定変更のお願いは失礼ではない。印象を決めるのは先回りの配慮
    1. 角が立つのは急・一方的・選べないの3点
    2. 最短で効く型:お詫び→理由→代替案→確認(返信しやすさ)
    3. リスケは社外だと避けたい場面もある(言い換え導線)
  2. なぜ気まずくなる?相手の都合を崩すお願いが気まずくなる3パターン
    1. 理由が弱い/伝わらない(納得材料不足)
    2. 候補が1つだけ(往復が増えて負担になる)
    3. 返信期限がない(相手が優先度判断できない)
  3. まず判断:変更連絡を出す前に決める3点(急ぎ度・代替案・譲れる範囲)
    1. 急ぎ度:今日中に確定したい?来週でもいい?
    2. 代替案:候補日を“3つ”用意すると往復が減る
    3. 譲れる範囲:時間帯/オンライン可否/所要時間(30分/60分)
  4. 相手の都合を尊重する「4点セット」:お詫び+理由+候補+逃げ道
    1. ①お詫び:まず調整してもらった事実に触れる
    2. ②理由:短く具体に(社内事情の出し方も整理)
      1. 理由の出し方(3レベル)
    3. ③候補:3候補+所要時間+場所(オンライン含む)
    4. ④逃げ道:難しい場合は「都合の良い日をご教示ください」
  5. 目的別フレーズ集:日程変更のお願い文を迷わず選べる
    1. 目的別・日程変更のお願い早見表(例文つき
    2. 社外メールで安全:日程再調整のお願い/ご相談
    3. 社内でスピード重視:時間帯だけずらせる?など軽く
    4. 電話→フォロー:不在時はメールで要点+候補を残す(以後が楽)
  6. 件名・冒頭・締めの作法:一通で決まる「読みやすい並べ方」
    1. 件名:用件が一目で分かる(例:打合せ日程変更のご相談)
    2. 冒頭2行:お詫び→理由(1行)→再調整のお願い
    3. 締め:候補から選ぶ/難しければ希望日、を明示
  7. NG例→改善例:同じ内容でも「順番」と「候補の出し方」で印象が変わる
    1. NG→改善一覧表
    2. NG:明日リスケできますか? → 改善:お詫び+候補3つ+所要時間
    3. NG:予定変えてください → 改善:難しければ別日提示ください、を添える
    4. NG:また連絡します → 改善:返信目安(例:本日中/◯時まで)を置く
  8. よくある質問(FAQ)+まとめ|相手が判断しやすい材料を先に渡すほど丁寧になる
    1. Q1|「リスケ」は取引先に使っても大丈夫?
    2. Q2|候補日は何個が無難?全部ダメならどう書く?
    3. Q3|理由はどこまで書くべき?社内事情の出し方は?
    4. Q4|急ぎで変更したいとき、件名に「至急」は付けていい?
    5. Q5|直前キャンセル寄りになった場合の最小ダメージの言い方は?
    6. まとめ|迷ったら:お詫び→理由1行→候補3つ→難しい場合の逃げ道
    7. ことのは先生よりひとこと

結論:予定変更のお願いは失礼ではない。印象を決めるのは先回りの配慮

予定変更をお願いすること自体は、ビジネスでも私用でも珍しいことではありません。
気まずくなるのは、変更の事実ではなく、相手側の判断材料が足りない状態で投げられることです。

謝罪を丁寧に重ねるよりも、相手がすぐ判断できる材料を先に渡すほうが、結果として丁寧に見えます。
具体的には、次の4つが揃うだけで、予定変更の連絡は一気に通りやすくなります。

  • 何が変わるのか(日時、場所、所要時間、オンライン可否など)
  • なぜ変わるのか(理由は短く具体的に)
  • 代替案(候補を複数、または相手主導の選び方)
  • 返信しやすさ(どれを選べば良いか、締切の目安)

角が立つのは急・一方的・選べないの3点

予定変更が困るときは、だいたい次の3条件が重なっています。

1. 急
直前であるほど、相手の予定に食い込みます。急であること自体は仕方ない場合もありますが、その分だけ代替案と返信しやすさで補う必要があります。

2. 一方的
こちら都合だけが前面に出ると、相手は尊重されていないと感じやすくなります。
対策はシンプルで、相手の負担を一言で認めることです。

  • ご調整の手間をおかけしてしまい申し訳ありません
  • 直前のご相談となり恐れ入ります

3. 選べない
この日に変えてくださいだけだと、相手は断るか飲むかの二択になり、心理的負担が増えます。
候補日を出すか、相手に選択の主導権を渡すと、断りやすさが生まれて角が取れます。

  • いくつか候補をお送りしますので、ご都合のよい枠をご指定ください
  • もしご都合が難しければ、別日でも問題ありません

この3点を外すだけで、同じ要件でも印象は大きく変わります。


最短で効く型:お詫び→理由→代替案→確認(返信しやすさ)

予定変更の連絡は、文章の上手さより順番が重要です。
迷ったら、次の型に当てはめるだけで整います。

1. お詫び(負担への認識)

  • ご調整をお願いする形となり申し訳ありません
  • 直前のご連絡となり恐れ入ります

2. 理由(短く具体的に)
長く書くほど言い訳に見えます。1行で十分です。

  • 急ぎの別件対応が入り、当初の時間に伺うことが難しくなりました
  • 社内の確認に想定以上の時間を要しており、時間の再調整をお願いしたいです

3. 代替案(候補の出し方を決める)
候補は2〜3つが扱いやすいです。時間帯の幅も出すと親切です。

  • 候補:1月20日 10時〜12時、1月21日 15時以降、1月22日 午前
  • もしオンラインでも可能でしたら、調整できる幅が広がります

4. 確認(返信しやすさを作る)
相手が何を返せば良いかが明確になる締め方にします。

  • 上記の中でご都合のよい枠をご指定いただけますでしょうか
  • 難しければ、別候補をご提示いただければこちらで合わせます
  • 本日中が難しければ、明日午前を目安にご返信いただけると助かります

この順番にすると、相手は状況を理解し、選び、返すだけになります。
結果として、お願いの圧が下がります。


リスケは社外だと避けたい場面もある(言い換え導線)

リスケは社内やカジュアルな場では通じやすい一方、社外メールや丁寧さが求められる相手には、略語として軽く見える場合があります。
相手との距離が近くないときほど、次の言い換えが安全です。

  • 日程を再調整させてください
  • 日程の変更をご相談させてください
  • 予定を変更させていただきたく、ご連絡いたしました
  • 日時を改めて設定できればと存じます

文章に入れる位置は、冒頭よりも要件の直前が自然です。

  • 本日は日程の変更をご相談させてください。先に候補日をお送りします
  • 予定を変更させていただきたく、候補を3つご提示いたします

言葉を丁寧にすることが目的ではなく、相手が判断しやすい状態を作るのが目的です。
この考え方を押さえるだけで、予定変更の連絡は必要以上に気まずくなりません。


なぜ気まずくなる?相手の都合を崩すお願いが気まずくなる3パターン

予定変更のお願いが気まずくなるのは、変更そのものよりも「相手が判断しづらい状態」で投げてしまうときです。
相手は断る・調整する・代替案を出すのいずれにしても、頭の中で整理が必要になります。

ここでは、気まずくなる典型パターンを3つに分けて言語化します。
どれか1つでも当てはまると、相手側の負担が増え、結果として空気が重くなりやすくなります。


理由が弱い/伝わらない(納得材料不足)

「予定が入ってしまって」「都合が悪くなって」だけだと、相手は判断材料を持てません。
このとき相手の頭に浮かぶのは、正しさの詮索ではなく次の疑問です。

  • どれくらい重要な事情なのか(優先度が読めない)
  • こちらが譲るべき話なのか(判断の責任が重い)
  • また変更される可能性はあるのか(信頼の不安)

理由は詳しく語るほど良いわけではありません。
ポイントは、「納得できる最小単位」に整えることです。

  • 急ぎの別件対応が入り、当初の時間の確保が難しくなりました
  • 社内確認に想定以上の時間を要しており、日程の再調整をご相談したいです
  • 先方都合で会議が延び、移動を含めると間に合わない状況です

逆に、言いづらい事情でも「ぼかし方」があります。

  • やむを得ない事情があり、当初の予定での実施が難しくなりました
  • 調整の都合上、時間を改めさせていただけますでしょうか

ここに一言だけでも入ると、相手は「判断しやすいお願い」として受け取りやすくなります。


候補が1つだけ(往復が増えて負担になる)

予定変更で相手が最も面倒に感じやすいのは、実は変更ではなく往復回数です。
「○日の○時でお願いします」と1候補だけ出すと、相手はこう動くしかなくなります。

  • 空きを確認する
  • 無理なら代案を考える
  • 返す
  • さらにこちらが調整する(再往復)

往復が増えるほど、相手は「この調整に時間を取られている」感覚になります。
その結果、お願いの印象が重くなります。

負担を減らす基本はどちらかです。

  • 候補を2〜3つ出す(時間帯も幅を持たせる)
  • 相手主導にする(相手の空きに合わせる形にする)

  • 候補:1/20(午前)、1/21(15時以降)、1/22(終日可)
  • もし今週が難しければ、来週でご都合のよい枠を2つほどいただけますでしょうか
  • オンラインでも可能でしたら、調整できる幅が広がります

候補を出すことは押し付けではなく、相手の判断負担を下げる配慮になります。


返信期限がない(相手が優先度判断できない)

返信期限がない予定変更は、相手にとって「未完のタスク」になります。
未完のタスクは、忙しいほど後回しになり、後回しになるほど気まずさが増します。

相手が困るポイントは主に2つです。

  • いつまでに返せばいいか分からず、優先度が決められない
  • 返事が遅れると申し訳ない気持ちになり、ますます返しづらくなる

期限は厳密である必要はありません。目安で十分です。

  • 本日中にご都合の可否だけでも伺えますと助かります
  • 明日午前を目安に、ご都合をお知らせいただけますでしょうか
  • もし難しければ、いつ頃ご返信になりそうかだけでもいただけると助かります

さらに丁寧にするなら、逃げ道も一緒に置きます。

  • 急ぎではありませんので、ご都合のよいタイミングで問題ありません
  • お手間になりそうでしたら、候補日だけ先にいただければこちらで調整します

返信期限は「急かすため」ではなく、相手が判断しやすくなるための道具です。
この設計を入れるだけで、予定変更のお願いは必要以上に気まずくなりません。


まず判断:変更連絡を出す前に決める3点(急ぎ度・代替案・譲れる範囲)

予定変更のお願いは、文章力より「送る前の設計」でほぼ決まります。
ここを曖昧なまま送ると、相手は返信しづらくなり、往復が増えて気まずさも増えます。

逆に言えば、送信前に3点だけ決めておけば、文面は短くても丁寧に伝わります


急ぎ度:今日中に確定したい?来週でもいい?

まず決めるのは「いつまでに確定が必要か」です。
ここがないと相手は優先度を判断できず、返信が遅れて摩擦になりやすくなります。

急ぎ度は、大きく3段階で十分です。

  • 至急(今日〜明日中):社内外の調整に影響が出る
  • 数日以内(今週中):予定を押さえたい
  • 余裕あり(来週以降でも可):相手都合を優先できる

文面に入れるときは、急かさず「判断しやすい情報」として置きます。

  • 可能でしたら本日中に可否だけでも伺えますと助かります
  • 今週中に確定できれば十分ですので、ご都合のよいタイミングで問題ありません
  • お急ぎではありません。来週以降でも調整可能です

「急ぎではない」も、書かないと相手は急ぎと解釈しがちです。
余裕があるときほど、明示した方が丁寧です。


代替案:候補日を“3つ”用意すると往復が減る

次に決めるのは、相手に渡す「選択肢」です。
候補が1つだと、合わなかった瞬間に往復が確定します。

おすすめはこの2択です。

  • 自分から候補を3つ出す(最短で決まる)
  • 相手に候補を2〜3つもらう(相手主導で負担が少ない)

自分から出す場合のコツは「粒度」です。

  • 日付だけでなく、時間帯も添える
  • 連続した候補より、分散させる(相手の予定に当たりやすい)
  • 「午前/午後/夕方以降」など幅を持たせる

例(そのまま使える形)

  • 1/20(月)10:00〜12:00
  • 1/21(火)15:00〜17:30
  • 1/22(水)終日(30分枠)

相手に候補をもらう場合は、返信の負担を減らす一言を添えます。

  • ご都合のよい候補を2〜3枠いただけますでしょうか
  • もし今週が難しければ、来週のご都合のよい時間帯を教えてください

候補を増やすのは押し付けではなく、調整の往復を減らす配慮です。


譲れる範囲:時間帯/オンライン可否/所要時間(30分/60分)

最後に決めるのが「どこまで譲れるか」です。
ここを先に固めると、相手は迷わず返せます。

最低限決めたいのはこの3つです。

  • 時間帯:午前のみ/夕方以降可/昼休みは不可 など
  • オンライン可否:対面必須か、オンラインで代替できるか
  • 所要時間:30分で足りるか、60分必要か

譲れる範囲を文面に入れると、相手が返しやすくなります。

  • 30分程度で完結します(短時間なら調整しやすい)
  • オンラインでも可能です(候補が増える)
  • 可能でしたら午後が助かりますが、午前でも調整できます(主導権を渡す)

特に所要時間は強力です。
相手のカレンダー上の負担が一気に軽く見えるため、調整が早くなります。


この3点(急ぎ度・代替案・譲れる範囲)が決まると、文章は自然に「相手の都合を尊重したお願い」になります。


相手の都合を尊重する「4点セット」:お詫び+理由+候補+逃げ道

予定変更のお願いは、言葉遣いより「相手が返しやすい設計」で印象が決まります。
この4点セット(お詫び+理由+候補+逃げ道)を入れると、相手は判断材料が揃い、気まずさより“配慮”として受け取りやすくなります。


①お詫び:まず調整してもらった事実に触れる

最初の一言は「迷惑をかける」よりも、「相手が調整してくれた事実」を先に認めるのが効きます。
謝罪は短く、相手の手間に焦点を当てると角が立ちにくくなります。

使いやすい型

  • すでにご調整いただいたところ恐れ入りますが、日程の再調整をお願いできますでしょうか。
  • ご予定を確保いただいたにもかかわらず申し訳ありません。日程変更のご相談です。
  • お時間を押さえていただきありがとうございます。恐縮ですが、予定変更のお願いがございます。
  • 長い謝罪は不要(自己弁護に見えることがある)
  • 感謝→恐縮の順にすると柔らかい(相手の労力を先に認める)

②理由:短く具体に(社内事情の出し方も整理)

理由は「納得材料」ですが、長い説明は逆効果です。
目安は1文、多くても2文まで。具体性は出しつつ、社内事情は“ぼかし方”を選べるようにします。

理由の出し方(3レベル)

A:最小(社外でも安全)

  • 社内調整の都合により、当初予定の時間が難しくなりました。
  • 予定が重なってしまい、当日は時間の確保が難しい状況です。

B:やや具体(納得感を上げる)

  • 急ぎの会議が入ってしまい、当初の時間帯が難しくなりました。
  • 関係者の出席調整が必要となり、日程を再調整したく存じます。

C:具体(相手も巻き込む必要があるときだけ)

  • 稟議の確認が遅れており、結論が○日以降になりそうです。
  • 仕様の最終確認が必要で、○日までに確定できない見込みです。
  • 「私の都合で」より「状況として難しくなった」に寄せると角が立ちにくい
  • 相手に関係ない内部情報は出しすぎない(守秘・印象面の両方)

③候補:3候補+所要時間+場所(オンライン含む)

候補提示は“押し付け”ではなく、往復を減らす配慮です。
ベストは「候補3つ」+「所要時間」+「形式(対面/オンライン)」まで揃えること。

書き方テンプレ(この形が最も決まりやすい)

  • 候補①:1/20(月)10:00〜12:00(30分)オンライン可
  • 候補②:1/21(火)15:00〜17:00(30分)オンライン可
  • 候補③:1/22(水)終日(30分)対面/オンラインどちらも可

補足で入れると親切な要素

  • 所要時間:30分/60分(相手の心理負担が下がる)
  • 場所:会議室/訪問/Zoom等(判断が速くなる)
  • 譲れる範囲:午後希望だが午前も可、など(調整の幅が見える)

④逃げ道:難しい場合は「都合の良い日をご教示ください」

最後に必ず「逃げ道」を置きます。
これがあると、相手は断りやすくなり、関係性が傷みにくくなります。

使いやすい表現

  • 上記で難しい場合は、ご都合のよい候補を2〜3点ご教示いただけますでしょうか。
  • もし今週の調整が難しければ、来週以降で可能なお時間帯をお知らせください。
  • ご負担のない範囲で構いませんので、ご都合のよいタイミングをお知らせいただけますと幸いです。
  • 「無理なら別日で」より、候補数(2〜3点)を指定すると返信が早い
  • “相手主導に切り替えられる出口”があると、丁寧さが一段上がる

この4点セットを揃えると、予定変更は「お願い」ではなく「調整の提案」として成立します。


目的別フレーズ集:日程変更のお願い文を迷わず選べる

目的別・日程変更のお願い早見表(例文つき

目的(再調整/前倒し/後ろ倒し/延期/キャンセル寄り)相手(取引先/上司/同僚/友人)媒体(メール/チャット/電話)推奨フレーズ短い例文配慮ポイント
再調整(一般)取引先メール日程再調整のご相談恐れ入りますが、打合せ日程の再調整をご相談できますでしょうか。候補を3点お送りします。お詫びは短く、候補提示で往復削減
再調整(一般)上司チャット日程ずらせますか?すみません、今日の15時の件、30分後ろ倒しできますか?難しければ別候補出します。変更幅(30分)+逃げ道
再調整(一般)同僚チャット時間だけ動かせる?今日の打合せ、開始を10分だけ遅らせても大丈夫?“何分”で負担を軽く見せる
前倒し(早めたい)取引先メール前倒しのお願い(ご相談)もし可能でしたら、開始を30分前倒しにできないかご相談です。ご都合いかがでしょうか。“可能なら”+判断材料(30分)
前倒し(早めたい)上司口頭/電話先にお時間いただけますか可能なら、予定より少し早めに5分だけお時間いただけますか。所要時間を先に置く
後ろ倒し(少し遅らせたい)取引先メール開始時刻の変更のお願い恐れ入りますが、開始を30分後ろ倒しに変更できますでしょうか。候補も併記します。“変更幅”+代替案併記
後ろ倒し(少し遅らせたい)同僚チャット遅れそう、○分後でOK?すみません、会議が押していて10分遅れそう。10分後開始でも大丈夫?理由は一言、時間は具体で
延期(別日へ)取引先メール別日でのご調整のお願い予定していた日程が難しくなり、別日で再調整をお願いできますでしょうか。候補を3点お送りします。“別日”は候補3つが基本
延期(別日へ)友人チャット別日にできる?ごめん、今日厳しそう。今週の別日で会える日ある?謝罪+相手主導(候補を聞く)
キャンセル寄り(中止に近い)取引先メールいったん見送りのご相談現時点では実施が難しく、いったん見送りのご相談です。再開目安が立ち次第、改めてご連絡します。“見送り”+再連絡の約束で不信感を減らす
キャンセル寄り(中止に近い)上司口頭/電話優先度相談(中止判断)今日の打合せ、材料が揃っていないので延期か中止か判断いただけますか。代替案も用意します。判断材料不足+選択肢提示
再調整(相手都合優先)取引先メールご都合優先で調整上記候補で難しければ、ご都合のよい日時を2〜3点ご教示いただけますでしょうか。“相手主導の出口”を置く
電話→フォロー(不在)取引先メール不在のお詫び+要点提示先ほどお電話いたしましたが不在でしたので、日程変更の要点と候補をお送りします。ご都合いかがでしょうか。不在のお詫びは短く、要点+候補で完結

社外メールで安全:日程再調整のお願い/ご相談

社外は「軽さ」より「誤解のなさ」を優先します。以下の言い回しが安全圏です。

  • 日程再調整のご相談(最も汎用)
  • 開始時刻変更のお願い(時間だけ動かす)
  • 別日でのご調整のお願い(延期)
  • いったん見送りのご相談(キャンセル寄り)

運用のコツ:件名は「要件+変更内容+候補あり」で短く(例:打合せ日程の再調整のお願い(候補3点))。


社内でスピード重視:時間帯だけずらせる?など軽く

社内はスピード優先でも、“変更幅”と“逃げ道”だけ入れると雑さが消えます。

  • 30分だけ後ろ倒しできますか?難しければ別候補出します。
  • 今日のどこか15分だけ空きありますか?(急ぎ確認が1点です)
  • 10分遅れそうです。先に始めていてもらって大丈夫です。

電話→フォロー:不在時はメールで要点+候補を残す(以後が楽)

電話が繋がらないときは、「不在の一言」+「要点」+「候補」をメールに残すと、その後が一気に楽になります。

  • 先ほどお電話いたしましたが不在でしたので、日程変更の件をメールでもお送りします。
  • 変更希望:○月○日→候補3点(所要30分、オンライン可)
  • ご都合が難しい場合は、可能な日時を2〜3点いただけますと助かります。

件名・冒頭・締めの作法:一通で決まる「読みやすい並べ方」

件名:用件が一目で分かる(例:打合せ日程変更のご相談)

件名は「何のメールか」を最短で伝える場所です。
社外では特に、変更の種類+候補の有無+期限(必要なら)まで入れると、相手が判断しやすくなります。

件名テンプレ(使い分け)

  • 打合せ日程変更のご相談(候補3点)
  • 【日程再調整のお願い】○月○日 打合せについて
  • 面談日程の再調整のお願い(所要30分)
  • お約束日時変更のお願い(候補のご提示)
  • 【至急/本日中にご回答希望】日程再調整のお願い(候補あり)

避けたい件名

  • ご相談(用件が不明)
  • すみません(内容が分からない)
  • リスケの件(社外ではカジュアルに見える場合がある)

冒頭2行:お詫び→理由(1行)→再調整のお願い

冒頭は「事情説明」より先に、相手が受け取る負担を下げる順番が重要です。
基本は お詫び → 理由(1行) → 依頼。理由は長くせず、判断に必要な分だけに絞ります。

冒頭の型(コピペ可)

  • いつもお世話になっております。○○の△△です。
    恐れ入りますが、社内都合により、○月○日の打合せ日程について再調整をご相談できますでしょうか。

理由の書き方(短く具体)

  • 急な会議が入り、当該時間の確保が難しくなりました。
  • 担当者の対応が必要となり、時間を変更させていただきたく存じます。
  • 先方確認に時間を要しており、現時点で実施が難しくなりました。

※理由を詳細に書きすぎると、かえって言い訳に見える場合があります。「社内都合」「調整の都合」などで十分なことも多いです。


締め:候補から選ぶ/難しければ希望日、を明示

締めは「お願いします」で終わらせず、相手が次に何をすればいいかを1行で確定させます。
最も親切なのは 候補提示 → 選択依頼 → 逃げ道(希望日提示) の順です。

締めの型(候補から選んでもらう)

  • 下記候補よりご都合のよい日時をご指定いただけますでしょうか。
    もし難しい場合は、○○様のご都合のよい日時を2〜3点ご教示ください。

締めの型(返信期限を置く:急ぎのとき)

  • 恐れ入りますが、○月○日(○)までにご都合をお知らせいただけますと助かります。
    難しい場合は、その旨だけでもご返信ください。

締めの型(電話→フォロー用途)

  • お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。
    お急ぎの場合は、お電話でも差し支えございません。

NG例→改善例:同じ内容でも「順番」と「候補の出し方」で印象が変わる

NGは「お願い」以前に、相手が判断できる材料が足りない状態です。
改善は お詫び→理由→候補(3つ)→逃げ道(希望日提示)+必要なら返信目安 の順に整えるだけで、印象が大きく変わります。


NG→改善一覧表

NG文NG理由(理由不足/候補1つ/期限なし/一方的)改善文効いた配慮(4点セット)
明日リスケできますか?候補が1つで相手が断りにくい/所要時間がなく負担が読めない恐れ入りますが、都合により日程を再調整させていただけますでしょうか。所要は30分を予定しております。候補は①○/○(○)10:00〜 ②○/○(○)15:00〜 ③○/○(○)11:00〜です。難しい場合は、ご都合のよい日時を2〜3点ご教示ください。お詫び+候補+逃げ道
予定変えてください一方的で配慮が見えにくい/相手の主導権がない申し訳ありませんが、日程の再調整をご相談できますでしょうか。こちらの候補は○/○(○)午前、○/○(○)15時以降、○/○(○)終日です。もし難しければ、○○様のご都合のよい日時を2〜3点お知らせいただけますと幸いです。お詫び+候補+逃げ道
また連絡します期限なしで相手が待たされる/優先度判断ができない申し訳ありません。社内確認のうえ、本日17時までに改めてご連絡いたします。もしそれまでに確定が必要な場合は、その旨だけでもご返信ください(優先して対応します)。理由+期限(目安)+逃げ道

NG:明日リスケできますか? → 改善:お詫び+候補3つ+所要時間

ポイントは「相手の都合を崩すお願い」だと自覚を示すことです。
候補は最低3つ+所要時間まで書くと、相手は返信しやすくなります。


NG:予定変えてください → 改善:難しければ別日提示ください、を添える

「変えてください」は命令に近く聞こえがちです。
逃げ道(難しければ希望日をください)を添えるだけで、主導権が相手に戻り、角が取れます。


NG:また連絡します → 改善:返信目安(例:本日中/◯時まで)を置く

「また連絡します」は、相手にとっては待ち時間が不明です。
確定日時が出せない場合でも、目安(本日中/明日午前)を置くと誠実に見えます。


よくある質問(FAQ)+まとめ|相手が判断しやすい材料を先に渡すほど丁寧になる

予定変更のお願いは「申し訳なさ」よりも、相手が判断しやすい情報設計で丁寧さが伝わります。
ここでは、よくある不安(言葉選び・候補数・理由・至急表現・直前対応)をまとめて解消します。


Q1|「リスケ」は取引先に使っても大丈夫?

社内では通じやすい一方、取引先では「カジュアル」「業界用語っぽい」と受け取られることがあります。
無難なのは、社外では「日程変更」「日程再調整」「日程のご相談」に寄せる言い方です。

安全な言い換え

  • 「打合せ日程変更のご相談」
  • 「日程再調整のお願い」
  • 「面談日程についてご相談」

相手との距離が近く、普段から略語を使う関係であれば「リスケ」でも成立しますが、初回やかたい取引先ほど避けた方が安定します。


Q2|候補日は何個が無難?全部ダメならどう書く?

基本は「3候補」が最も往復が減り、相手の負担も小さくなります。
候補が出せない場合は、代わりに「譲れる範囲」を先に提示すると、相手が提案しやすくなります。

3候補の型(例)

  • 「候補:①○/○(○)10:00〜 ②○/○(○)15:00〜 ③○/○(○)11:00〜(所要30分)」

全部ダメになりそうなときの書き方(例)

  • 「こちらから候補を提示できず恐縮ですが、○/○〜○/○の間で、午前(9〜12時)/午後(13〜17時)のいずれかでご都合のよい日時を2〜3点ご教示いただけますでしょうか。所要は30分です。」

ポイントは「候補がない」こと自体より、相手が提案するための材料があるかどうかです。


Q3|理由はどこまで書くべき?社内事情の出し方は?

理由は「短く具体」が基本です。詳細すぎる説明は不要で、相手の納得が得られる最低限が丁寧に見えます。
社内事情は、個別事情を出さず「調整が必要」「会議が入った」「社内確認が必要」などに丸めるのが安全です。

書きやすい理由の粒度(例)

  • 「社内会議が入ってしまい」
  • 「社内確認に時間を要しており」
  • 「担当者都合により調整が必要となり」

避けたい書き方(例)

  • 誰かのミス・個人事情の詳細・相手に責任があるような表現
    (相手が判断するのに不要な情報は、読み手の負担になります)

Q4|急ぎで変更したいとき、件名に「至急」は付けていい?

付けてよい場面はあります。ただし「至急」だけだと強く見えやすいので、相手が判断できる材料(期限・理由)とセットにするのが前提です。

無難な件名例

  • 「【日程変更のご相談】○/○(○)打合せの件」
  • 「【本日中にご確認のお願い】打合せ日程の再調整」
  • 「【至急】打合せ日程変更のご相談(○/○実施分)」

本文で必ず添える一文

  • 「恐れ入りますが、可能でしたら本日○時までにご都合を伺えますと助かります。」

相手が忙しいほど、「至急」よりも「いつまでに何を決めたいか」が丁寧に伝わります。


Q5|直前キャンセル寄りになった場合の最小ダメージの言い方は?

直前ほど、丁寧さは「誠実さの先出し」で決まります。
言い訳を重ねるより、①お詫び、②理由(最小限)、③代替(リカバリー案)、④相手の負担軽減を順に置くのが最小ダメージです。

最小ダメージの型(例)

「直前のご連絡となり大変申し訳ございません。
急な社内対応が入り、本日の打合せが難しい状況です。
可能でしたら、代替として①○/○(○)10:00〜 ②○/○(○)15:00〜 ③○/○(○)11:00〜で再調整をご相談できますでしょうか。
難しい場合は、ご都合のよい日時をお知らせください。
ご調整のお手間をおかけし恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。」

加えて、相手が準備していた可能性がある場合は「お時間を確保いただいていたところ」など、相手側のコストに一言触れると角が取れます。


まとめ|迷ったら:お詫び→理由1行→候補3つ→難しい場合の逃げ道

予定変更は、相手の都合を動かすお願いです。
だからこそ、感情より先に「判断材料」を渡すほど丁寧になります。

  • お詫び(調整の手間への配慮)
  • 理由は1行で(短く具体)
  • 候補は3つ+所要時間(往復削減)
  • 難しい場合の逃げ道(希望日提示/別手段)

この順番を守るだけで、同じ要件でも印象が整います。


ことのは先生よりひとこと

ことのは先生
ことのは先生

予定変更は、お願いする側が気まずく感じて当然です。
でも、丁寧さは「謝る長さ」ではなく「相手が判断しやすい材料の出し方」で伝わります。
迷ったら、候補と逃げ道を先に渡して、相手の負担を一つ減らしてください。

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