無料対応・値引き依頼の断り方|角を立てずに線を引くフレーズ集

無料対応・値引き依頼の断り方|角を立てずに線を引くフレーズ集 謝罪・感謝・お願い

無料対応・値引き依頼の断り方|角を立てずに線を引くフレーズ集

無料対応や値引きの依頼を受けると、断るだけで気まずくなりそうで悩みます。
特に相手が取引先やお客様だと、言い方ひとつで関係が変わるのも事実でしょう。

ただ、線を引かないまま受け続けると、負担が増えます。
社内の運用も崩れ、次の依頼がさらに断りにくくなります。
大切なのは強く言うことではなく、こちらの方針と条件を、相手が納得できる形に整えることです。

この記事では、無料対応や値引き依頼を角を立てずに断るために、言い回しより先に決めるべき線引きと、代案の出し方までまとめます。
断る場面を「対立」ではなく「条件の調整」に戻すと、言葉がぶれにくくなります。

この記事で分かること

  • 無料対応・値引き依頼が断りにくくなる心理と、こじれやすい原因
  • 角を立てずに線を引く基本フレーム(受け止め→方針→代案→次の一手)
  • よくある要求別に、最適な断り方を選べる早見表
  • 口頭・チャット・メールで失点しない伝え方のコツ
  • 反発されたときに揉めない切り返しと、FAQでの判断基準

  1. なぜ無料対応や値引き依頼は断りにくいのか
    1. 断ると悪者に見えるのは、対立の話にすり替わるから
    2. 一度の例外が、次の標準になる
    3. 断りやすさは準備で決まる(BATNAの考え方)
  2. 言う前に決めること|線引きは言葉よりルールが先
    1. 無料対応と値引きは分けて考える(範囲と価格の論点が違う)
    2. 判断軸は3つで足りる
      1. 1)価格:どこまでが標準か(標準外は有償)
      2. 2)条件:期限、回数、優先度、支払条件
      3. 3)リスク:責任、品質、再作業、炎上可能性
    3. 不当な要求になり得る領域も把握しておく(高圧・優越のケース)
  3. 角を立てずに線を引く基本フレーム
    1. 受け止め→方針→理由(短い事実)→代案→次の一手
      1. 1)受け止め:ご要望は理解した
      2. 2)方針:標準範囲/価格のルール
      3. 3)理由:短い事実(工数、責任、優先度)
      4. 4)代案:条件変更、有償オプション、段階対応
      5. 5)次の一手:選んでください/再見積します
    2. 理由を盛るほど言い訳に見える
    3. 価格の話は、価値と条件で返す
  4. すぐ使える整理表|無料対応・値引き依頼の断り方早見表
    1. 表の見方:依頼タイプ→線引きの軸→代案→そのまま使える一文
    2. 無料対応・値引き依頼の断り方早見表
  5. 場面別の伝え方|口頭・電話・チャット・メール・見積書
    1. 口頭は短く、メールは記録として整える
      1. 口頭(対面・会議前後)の基本:結論と線引きだけ
      2. 電話の基本:温度感を下げて合意を先に取り、詳細はメールへ
      3. メールの基本:条件、範囲、次の一手を明文化
    2. チャットは短文ほど冷たく見えるのでワンクッション
      1. クッション言葉の例(状況別)
      2. 要点を箇条書きにして誤読を減らす
    3. 見積書に入れる一文でトラブルが減る
      1. 見積書に入れておくと強い項目
      2. そのまま使える記載例(短文)
  6. 相手別に変える|新規・既存・大口・紹介・社内
    1. 新規:まずルール提示で標準を作る
    2. 既存:例外を出すなら条件を交換する
    3. 大口:上申できる形にする(判断材料を揃える)
      1. 大口向けに揃える判断材料(これだけで通りやすくなる)
      2. 代替案を複数提示し、決裁が通る形にする
    4. 紹介:紹介者の顔を立てつつ、ルールは崩さない
    5. 社内依頼:感情でなく工数と優先度で整理する
  7. 反発されたときの切り返し|その場で揉めない返答集
    1. 他社は無料と言われたとき:比較に乗らず、条件と責任の違いに戻す
      1. 返答の基本形
    2. 今回だけと言われたとき:前例化のリスクを短く伝え、例外の条件を限定する
      1. 原則を貫く返答(おすすめ)
      2. 例外を出す場合の返答(条件を限定する)
    3. 予算がないと言われたとき:価格を下げるのではなく、範囲を調整する
      1. 返答の基本形
      2. 段階納品・優先順位・別プランの出し方
  8. 無料対応・値引きの断り方に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q1|値引き要請に応じないと失注しそうです。どう判断しますか?
    2. Q2|無料対応を一度してしまいました。次から線引きできますか?
    3. Q3|理由を聞かれたらどこまで説明すべきですか?
    4. Q4|メールで断るのは冷たいですか。電話が必要ですか?
    5. Q5|関係を壊さずに、価格改定や条件変更を伝えるには?
    6. この記事のまとめ

なぜ無料対応や値引き依頼は断りにくいのか

無料対応や値引きの依頼を断りにくいのは、あなたの意志が弱いからではありません。
多くの場合、話の論点がいつの間にか「条件」ではなく「関係」になってしまうからです。

本来のテーマは、作業範囲や価格、納期などの調整。
それが一度こじれると、言葉選びがどんどん難しくなるでしょう。

ここでは、断りづらさが生まれる仕組みを整理し、冷静に線を引ける状態に戻します。

断ると悪者に見えるのは、対立の話にすり替わるから

無料対応や値引きの場面は、相手もこちらも気持ちが動きやすい局面です。
このとき起きがちなすり替わりは、次の2つです。

相手の受け取り方

  • お願いを拒否された
  • 大事にされていない気がする

こちらの受け取り方

  • 価値を否定された気がする
  • ケチだと思われそうで怖い

ここまで来ると、話の中身が「価格や範囲」ではなく、「人としてどう見えるか」に寄っていきます。
すると、断ること自体が攻撃のように感じられてしまうのです。

戻すべき論点はシンプルです。
「今回はどこまでを、どの条件で、どう扱うか」
関係の良し悪しではなく、条件の調整に戻せば、言い方も安定します。

例えば、頭の中でこの一文を置いてみてください。
「お願いを否定するのではなく、条件を整える話にする」
この姿勢があるだけで、言葉の角は下がります。

一度の例外が、次の標準になる

無料対応や値引きが厄介なのは、単発の負担だけではありません。
次から「前もやってくれた」が発生しやすい点にあります。

前例化すると、困ることが増えます。

  • 価格の説明が難しくなる(なぜ今回は有料なのか)
  • 範囲が曖昧になり、追加が増えやすい
  • 社内やチームで運用が崩れる(誰がどこまで対応するか不明確)
  • 例外対応の調整コストが上がる(確認・相談・炎上対応)

ここで大事なのは、相手を疑うことではありません。
人は一度得た条件を、次も期待するのが自然です。
だからこそ、こちらが線引きを言葉として残さないと、ルールが溶けていきます。

断り方が難しいときほど、論点は「その人のお願い」ではなく「運用」に置くと整理しやすいでしょう。
運用の話は、人格否定に見えにくいからです。

断りやすさは準備で決まる(BATNAの考え方)

断れない最大の原因は、言い方よりも「代替案がない不安」です。
断ったらどうなるかが怖い。
失注するかもしれない。関係が悪くなるかもしれない。
そう思うと、つい飲んでしまいます。

ここで役に立つのがBATNAという考え方です。
難しく見えますが、やることは単純です。

BATNAは「合意できないときの代替策」を先に決めておくこと。
つまり、断ったあとに取れる次の一手を用意しておく考え方です。

例を挙げると、こう整理できます。

  • 値引きが難しい場合の代替策
    • 仕様を削って予算内に収める
    • 納期を延ばして工数を減らす
    • 継続前提なら段階的に調整する
    • 支払い条件を変える(前払い等)ことで条件交換にする
  • 無料対応が難しい場合の代替策
    • 有償オプションとして切り出す
    • 影響が小さい範囲だけ対応し、それ以外は見積にする
    • 次回更新時にまとめて対応する
    • 代替の手段や資料を案内する

代替策があると、断るときの言い方が「拒否」ではなく「提案」になります。
すると相手の受け取りも変わりやすいです。

ここで一つだけ、準備のミニワークを入れます。
次の3点を、箇条書きでメモしてください。

  • 断る対象は何か(無料対応なのか、値引きなのか、追加範囲なのか)
  • 断る理由の核は何か(工数、責任、優先度、標準範囲)
  • 代替案は何か(条件交換、範囲調整、別プラン)

この3つが揃うと、断り方は急に難しくなくなります。
次の章では、その準備をもう少し具体化して「線引きのルール」を作っていきます。


言う前に決めること|線引きは言葉よりルールが先

無料対応や値引き依頼を「気まずい会話」にしないコツは、言い回しを探す前に、判断ルールを自分の中(できれば社内)で固めることです。
ルールが曖昧だと、その場の空気で譲ってしまい、次から断れなくなります。

逆に言えば、線引きが決まっていれば、伝える言葉は短くても大丈夫でしょう。


無料対応と値引きは分けて考える(範囲と価格の論点が違う)

一見どちらも「安くしてほしい」ですが、実際は論点が別です。
ここを混ぜると、説明が長くなり、言い訳っぽく見えます。

無料対応は「範囲(工数・責任)の追加」

  • 追加作業が発生する
  • 進行が止まりやすい(確認や差し戻しが増える)
  • 責任範囲が広がる(不具合対応、修正の無限ループなど)

値引きは「条件(価格・支払い・継続)の再設計」

  • 価格そのものより「何と引き換えに下げるか」が焦点
  • 期限、優先度、支払い条件、契約期間などの調整がセットになりやすい

だから、言い方も分けます。

無料対応を断るときは、範囲の話に戻す

  • 「追加のご要望なので、標準の範囲外になります」
  • 「この部分は追加作業になるため、有償での対応になります」
  • 「もしご予算を優先されるなら、対応範囲をAまでに絞る形なら進められます」

値引きを断るときは、条件の交換にする

  • 「金額を合わせる場合、仕様か納期のどちらかを調整する形になります」
  • 「単価は固定で、代わりに作業範囲を減らす形で調整できます」
  • 「優先対応が不要であれば、その分の費用を外すことは可能です」

ポイントは一つ。
断るのではなく、条件の組み替えとして提示することです。


判断軸は3つで足りる

現場で迷うのは、判断軸が多すぎるからです。
線引きは、次の3つでほぼ整理できます。

1)価格:どこまでが標準か(標準外は有償)

  • 「標準に含むもの/含まないもの」を言語化する
  • 値引きする場合も「下限(これ以下は不可)」を決めておく
  • 無料対応を認めるなら「初回のみ」「月◯回まで」など上限を先に決める

2)条件:期限、回数、優先度、支払条件

値引きや無償対応は、条件をいじると納得されやすいです。
たとえば、こういう交換が現実的でしょう。

  • 納期:延ばせるなら価格を下げられる
  • 回数:修正回数や問い合わせ回数を決める
  • 優先度:特急対応を外す
  • 支払条件:前払い・一括払い・契約期間などで調整する

3)リスク:責任、品質、再作業、炎上可能性

ここが大事です。
「無料で少しだけ」のつもりが、責任だけ増えて損失になるケースがあります。

  • 瑕疵対応が増える
  • 期待値が上がり、追加要求が常態化する
  • 一度の例外が、次の標準になる

この3軸で決めると、会話のブレが減ります。

ミニルール化の例(短くてOK)

  • 標準外の作業は有償
  • 値引きは仕様か納期の調整とセット
  • 責任範囲が増える依頼は原則不可(例外は上長判断)

不当な要求になり得る領域も把握しておく(高圧・優越のケース)

ここは誤解が起きやすいので、前置きします。
以下は法律の断定や個別案件の判断ではなく、社内で線引きを持つための入口です。

取引の中には、立場や圧力を背景にして、無償の負担を押しつける形になってしまうケースがあります。

公的な情報でも、取引上の優位性を使って不利益を受け入れさせる行為や、経済上の利益の提供を要請する行為が問題になり得る、という整理がされています。
出典:日本取引所金融庁

現場で赤信号になりやすいサイン

  • 「今回だけ無料で。断るなら次はない」
  • 「他社は無料でやってくれる」だけを根拠に迫る
  • 合意のない追加作業を当然視する
  • 価格交渉ではなく、人格否定や脅しに寄る

この手のケースは、言い回しで丸く収めようとすると消耗します。
おすすめは、社内ルールに戻す・記録を残す・相談ラインに上げるの3点です。

  • 「当社の運用上、追加作業は有償です」
  • 「条件を整理して、可能な範囲を再提案します」
  • 「社内確認のうえ、正式に回答します」

角を立てずに線を引く基本フレーム

無料対応や値引きを断る場面は、言葉の丁寧さより順番で決まります。
順番が崩れると、相手は内容の前に拒否された印象を持ちやすいです。

ここでは、誰にでも再現できる基本フレームを固定します。
この順番で話すと、対立ではなく条件調整の会話に戻しやすくなるでしょう。


受け止め→方針→理由(短い事実)→代案→次の一手

この5点を、短く順番どおりに出します。
ポイントは、相手の感情をなだめるためではなく、論点を条件に戻すために受け止めを置くことです。

1)受け止め:ご要望は理解した

最初に入れると、相手は話を聞いてもらえたと感じやすいです。
その後の線引きが、拒絶に見えにくくなります。

使い方の例

  • ご要望の意図は理解しました。
  • ご相談ありがとうございます。状況は把握しました。
  • お考えはよく分かります。

2)方針:標準範囲/価格のルール

ここで初めて線を引きます。
個人の都合ではなく、運用としての話にするのがコツです。

使い方の例

  • 当社の運用上、標準範囲外は有償対応になります。
  • 価格はこの条件を前提に設定しています。
  • 現在の契約範囲では、ここまでが対象です。

3)理由:短い事実(工数、責任、優先度)

理由は長くすると正当化に見えます。
一文で止めると、誠実さだけが残ります。

使い方の例

  • 追加工数が発生するためです。
  • 責任範囲が広がる内容のためです。
  • 優先対応が必要になり、他案件に影響が出るためです。

4)代案:条件変更、有償オプション、段階対応

代案があると、会話が前に進みます。
ここで相手に選ばせる形にすると、押しつけ感が減ります。

使い方の例

  • ご予算を優先するなら、範囲をこの部分までに絞る形なら可能です。
  • この対応はオプションとして切り出せます。
  • まずはAまでを先に対応し、Bは次回のタイミングで進める案もあります。

5)次の一手:選んでください/再見積します

最後に、次に何をするかを明確にします。
ここがないと放置に見え、相手の不満が戻りやすいです。

使い方の例

  • どちらの案が良いか、ご希望を教えてください。
  • 条件を整理して再見積します。今日中に案をお送りします。
  • まずは仕様を確定し、金額の調整に入りましょう。

理由を盛るほど言い訳に見える

断る場面で失点しやすいのが、理由の説明です。
丁寧に説明したつもりでも、相手には正当化に見えることがあります。

避けたい状態

  • 事情が長い
  • 相手の要求を評価している
  • 他社や他案件の話が出る
  • 感情が混ざる(困る、きつい、無理など)

書くなら、事実と影響だけで止めます。
この2点なら、相手も判断材料として受け取りやすいです。

事実+影響の例

  • 事実:追加作業が発生します。
    影響:現行の契約範囲を超えるため、有償になります。
  • 事実:優先対応が必要になります。
    影響:納期と価格の前提が変わるため、条件調整が必要です。

理由が長くなりそうなら、次の一文で切ってよいでしょう。

詳細は整理してお送りします。まず結論だけお伝えします。


価格の話は、価値と条件で返す

値引きの依頼に対して、できませんだけで返すと対立になります。
交渉は、相手が得たいものを条件に分解して、交換に変えるのが基本です。

考え方はシンプルです。
金額を下げるなら、何かを変える必要があります。

よく使われる交換軸

  • 仕様:やることを減らす
  • 納期:急ぎを外す
  • 優先度:特急対応を外す
  • 支払い:前払い、分割条件、契約期間
  • 継続:単発ではなく継続前提で単価調整

言い方の例(押しつけず、選択肢で返す)

  • 金額を合わせる場合、仕様か納期のどちらかを調整する形になります。
  • 値引きではなく、作業範囲を絞ってご予算内に収める案なら現実的です。
  • 単価は固定で、代わりに優先対応を外す形なら調整できます。

ここで大事なのは、相手の顔をつぶさずに条件へ戻すこと。
値引きの是非ではなく、条件の組み替えに話を移すと、落とし所が見えやすくなります。

次の章では、このフレームを相手別・状況別にどう変えるかを整理していきます。


すぐ使える整理表|無料対応・値引き依頼の断り方早見表


表の見方:依頼タイプ→線引きの軸→代案→そのまま使える一文

  • 依頼タイプ:相手の言い方の典型
  • こちらの限界:どこが増えるのか(時間・範囲・責任・コスト)
  • 角を立てない軸:方針提示/条件交換/範囲整理 のどれで返すか
  • OKの代案:相手が前に進める選択肢
  • 例文:会話でもメールでも使える短文
  • NG:火種になりやすい返し方

無料対応・値引き依頼の断り方早見表

依頼タイプこちらの限界(増えるもの)角を立てない軸OKの代案例文(会話・メール兼用)NGになりやすい言い方
無料で追加作業してほしい工数/コスト方針提示+範囲整理有償オプション/範囲縮小追加作業になるため有償になります。ご予算優先なら、範囲をここまでに絞る案も可能です。それは無理です/タダはあり得ません
ついでにもう1点も工数/優先度範囲整理別タスク化/次回対応追加のご要望なので別タスクで切り出します。今対応するなら追加費用、次回でよければ調整できます。それくらいやってくださいよと言われても
修正回数を増やしたい工数/品質管理条件提示回数追加の有償枠/論点整理修正は◯回までが標準です。追加する場合は、対象箇所を絞るか、追加枠で対応します。何回も直すのは迷惑です
見積を下げてほしい価格/収益条件交換仕様削減/納期延長金額を合わせる場合、仕様か納期の調整が必要です。どちらを優先されますか。これ以上は下げられません(だけ)
今月だけ特別に(例外要求)前例化/運用崩れ方針提示期限付き条件/別プラン例外が前例になりやすいので、運用としては難しいです。代わりに◯◯の条件なら調整できます。今回は無理、以上
他社はもっと安い価格/価値比較価値+条件範囲比較の整理/別プラン比較ポイントをそろえるため、対応範囲と条件を確認したいです。同条件ならこの価格になります。じゃあ他社に頼んでください
予算がない価格/工数条件交換最小構成/段階対応ご予算内で進めるなら、最小構成でまずAだけ進め、Bは次回に分ける形が現実的です。予算がないならできません
追加は発生しないと思っていた認識ズレ/責任範囲整理見える化/再見積認識のすり合わせが必要です。契約範囲はAまでで、今回のBは追加になります。整理して再見積します。それはそちらの勘違いです
緊急で今日中に(特急)優先度/品質/残業条件提示+交換特急料金/明日対応今日中は特急対応になります。追加費用で優先枠に入れるか、明日対応で通常料金にするか選べます。今さら言われても困ります
成果が出たら払う(成功報酬化)リスク/回収不能方針提示フェーズ分割/成果定義成果連動は条件定義が難しいため、基本は前払いです。代わりにフェーズ分割で段階ごとにお支払いにできます。それは無理です(だけ)
無償で追加サポートもつけて工数/責任範囲範囲整理サポートプラン化サポートは範囲と時間で設計しています。必要なら◯◯プランを追加する形で対応できます。そこまで面倒は見られません
返金するなら無料で直して(圧)リスク/高圧対応方針提示+記録条件整理/社内確認状況を整理して、契約条件に沿って対応します。確認のうえ、今日中に方針をご連絡します。それは脅しですか?

場面別の伝え方|口頭・電話・チャット・メール・見積書

同じ内容でも、媒体が変わると誤解の起き方が変わります。
断り方で揉める原因は、言葉選びよりも情報が足りないことが多いです。

ここでは、媒体ごとに「失点しやすいポイント」と「最低限入れるべき情報」を紹介します。
これだけで、角が立つ確率はかなり下がるでしょう。


口頭は短く、メールは記録として整える

口頭や電話は、長く説明すると言い訳に聞こえやすいです。
逆にメールは、短すぎると冷たく見えます。

媒体ごとに役割を分けるのがコツです。

口頭(対面・会議前後)の基本:結論と線引きだけ

  • 結論:無料対応はできない/値引きは難しい
  • 線引き:標準範囲はここまで
  • 次の一手:有償でやるなら見積を出す/範囲を絞るなら可能

口頭での言い方(短文例)

  • ありがとうございます。ご要望は理解しました。追加作業になるので有償になります。範囲を絞る案も出せます。
  • 値引きは難しいです。ただ、仕様か納期を調整すればご予算内に寄せられます。

口頭は、ここで止めてよいです。
細部はメールで詰める方が揉めにくいです。

電話の基本:温度感を下げて合意を先に取り、詳細はメールへ

電話は、相手が強い口調になっている時の火消しに向きます。
しかし、電話だけで終えると「言った言わない」になりやすいです。

電話でやること

  • 方針を一言で伝える
  • 代案の方向性を合意する
  • 最後に「確認メール送ります」で締める

電話の締め例

ありがとうございます。では、範囲を整理して見積をお送りします。確認用にメールにまとめますね。

メールの基本:条件、範囲、次の一手を明文化

メールは「冷たく断る」ためではなく、合意内容を残すために使います。

メールに最低限入れる要素(この順番)

  1. 受け止め(ご要望の理解)
  2. 方針(標準範囲/価格ルール)
  3. 理由(短い事実)
  4. 代案(2択まで)
  5. 次の一手(いつ、何を、誰が)

メール文の骨組み(短く)

ご要望ありがとうございます。
追加作業となるため、標準範囲外は有償対応になります。
工数が増えるためです。
代案として、A案(範囲縮小)かB案(有償オプション)をご提案します。
本日中に再見積をお送りしますので、ご希望をお知らせください。


チャットは短文ほど冷たく見えるのでワンクッション

チャットは便利ですが、短文ほど強く見えます。
特に、断りや価格の話は誤読されやすいです。

対策は2つだけで十分です。

  • 冒頭にワンクッションを置く
  • 要点を箇条書きにする

クッション言葉の例(状況別)

  • まず状況共有です。
  • 先に結論だけお伝えします。
  • ご要望は理解しました。そのうえで運用上の確認です。
  • 誤解が出ないように、要点だけ整理します。

要点を箇条書きにして誤読を減らす

文章で押し切ると、相手は反論の材料を探し始めます。
箇条書きは論点を固定できるので有効です。

チャット例(コピペ可)

ご要望ありがとうございます。運用上の方針だけ共有します。
・標準範囲:Aまで
・今回の追加:B(有償)
・代案:①Bを外して今のまま進行/②Bを追加して再見積
どちらで進めるか、ご希望ください。

この形なら、短くても冷たく見えにくいです。
相手も選びやすくなります。


見積書に入れる一文でトラブルが減る

無料対応・値引きの揉め事は、見積書の一文でかなり減ります。
口頭の合意は、時間がたつと解釈がズレます。

見積書には「線引きの根拠」を残します。
法律の話ではなく、運用と合意のための明文化です。

見積書に入れておくと強い項目

  • 無料範囲(標準範囲)
  • 追加費用が発生する条件
  • 修正回数の上限と、追加時の単価
  • 対応時間帯(平日◯時〜◯時など)
  • 特急対応の扱い(追加費用 or 不可)

そのまま使える記載例(短文)

  • 本見積に含まれる作業範囲はAまでです。範囲外の追加作業は別途お見積します。
  • 修正は◯回までを含みます。◯回を超える場合は追加費用が発生します。
  • 仕様変更・要件追加が発生した場合、納期・金額は再調整となります。
  • 通常対応は平日◯時〜◯時です。特急対応は別途費用にてご相談となります。

見積書にここまで入れておくと、断る場面が減ります。
結果として、関係も守りやすくなります。


相手別に変える|新規・既存・大口・紹介・社内

同じ線引きでも、相手によって「受け取り方」と「求める安心」が違います。
断り方で差が出るのは、言葉選びよりも順番と材料です。

ここでは相手別に、関係を壊しにくい出し方を固定します。
線を引くのが目的ではなく、取引を続けるための調整だと伝わる形にします。


新規:まずルール提示で標準を作る

新規は、関係性がまだ薄い分、例外対応が逆効果になりやすいです。
一度でも無料や特別値引きをすると、相手の中でそれが標準になります。

最初にやるべきは「標準の明確化」です。
交渉ではなく、運用の説明として出します。

新規で効く伝え方のポイント

  • 受け止めは短く
  • 標準範囲と価格のルールを先に言う
  • 代案は「仕様調整」か「プラン変更」で出す
  • 決して感情で返さない

短文例(会話・メール兼用)

  • ご要望ありがとうございます。標準ではAまでを含み、B以降は追加費用となります。ご予算内なら範囲を調整する案も可能です。
  • 値引き自体より、条件を合わせる形が現実的です。仕様を絞るか、納期を伸ばすか、どちらが優先でしょうか。

新規は、丁寧さより一貫性が信頼になります。
曖昧な優しさは、後で揉めやすいです。


既存:例外を出すなら条件を交換する

既存は、関係がある分だけ例外を求められやすいです。
ここで何となく引くと、例外が標準になります。

例外を出すなら「条件交換」にします。
つまり、値引きや無料対応を単独で渡さず、取引条件とセットにする考え方です。

既存での基本方針

  • 例外は「回数」「期間」「範囲」を限定する
  • 条件交換にして、継続性を守る
  • 社内の説明ができる形で残す

短文例(条件交換の型)

  • 今回は特例で対応可能です。ただし、次回以降の運用が崩れないよう、今回は範囲をAまでに限定します。
  • 金額を調整するなら、納期を◯日延ばすか、仕様をここまでに絞る形でお願いします。
  • 無料対応は難しいですが、次回の定例枠でまとめて対応なら工数が圧縮できるので、条件として調整できます。

既存相手ほど、「特例の理由」より「特例の条件」を明確にした方が角が立ちません。
相手もルールとして受け取りやすくなります。


大口:上申できる形にする(判断材料を揃える)

大口相手は、現場の一言で決まらないことが多いです。
担当者の気分ではなく、決裁の論点で整える必要があります。

ポイントは「上申できるパッケージ」にすること。
断るにしても受けるにしても、判断材料がそろっていると関係が荒れません。

大口向けに揃える判断材料(これだけで通りやすくなる)

  • 依頼内容の整理:何が追加で、何が標準か
  • 工数と影響:何時間増えるか、他案件への影響は何か
  • リスク:品質、再作業、責任範囲、納期
  • 代替案:最低2案(できれば3案)
  • 推奨案:こちらのおすすめを1つに絞る
  • 期限:いつまでに回答するか、いつまでに決める必要があるか

代替案を複数提示し、決裁が通る形にする

代案は「Yes/No」ではなく「選択肢」にします。
相手が社内で説明しやすいからです。

提示の型(3案が強い)

  • A案:追加費用ありでフル対応(最短)
  • B案:範囲を絞って予算内に収める(現実的)
  • C案:納期を伸ばして工数圧縮(低負担)

短文例(大口向けの出し方)

  • ご要望は理解しました。標準外の追加が含まれるため、判断しやすいように3案で整理しました。おすすめはB案です。
  • 優先順位をそろえるため、A案(最短)/B案(範囲調整)/C案(納期調整)でお出しします。社内決裁しやすい形でまとめます。

大口相手は、断り方の上手さより「提案の整い方」が信頼になります。
結果として、値引き圧力も下がりやすいです。


紹介:紹介者の顔を立てつつ、ルールは崩さない

紹介案件は、相手だけでなく紹介者との関係も含みます。
ここで曖昧にすると、後から双方に気まずさが残ります。

やるべきことは2つです。

  • 紹介への感謝を先に置く
  • ルールは標準として明確にする

短文例

  • ご紹介ありがとうございます。まず標準の範囲と条件をご共有します。その上で、予算に合わせた調整案も出します。
  • せっかくのご紹介なので丁寧に進めたいです。運用が崩れないよう、条件は標準に沿って整理します。

紹介は「特別扱い」ではなく「丁寧に整える」が正解になりやすいです。
その方が紹介者の信頼も守れます。


社内依頼:感情でなく工数と優先度で整理する

社内は、お金の話が出しにくい分、無料対応が無限化しやすいです。
ここで必要なのは、感情の押し返しではなく見える化です。

社内依頼は、次の3点で整理します。

  • 工数(何時間か)
  • 優先度(今やる理由があるか)
  • 締切(いつまでに必要か)

社内向けの出し方(短文例)

  • 了解です。対応可能ですが工数が◯時間かかります。今週の優先案件があるので、Aを先にするか、期限を調整するか相談させてください。
  • 無償か有償かの話ではなく、リソースの問題です。対応するなら他タスクが後ろ倒しになりますが、どれを優先しますか。

社内は「断る」より「並べ替える」が通りやすいです。
線引きを、協力拒否ではなく段取りに変えられます。


反発されたときの切り返し|その場で揉めない返答集

値引きや無料対応の話で揉める瞬間は、たいてい決まっています。
相手が強い言葉を使ったときに、こちらが焦って「説明しすぎる」「感情で返す」と火が大きくなります。

ここでは、反発が来たときの返答を「論点の戻し方」として紹介します。
勝ち負けにせず、条件と次の一手に戻すための返しです。


他社は無料と言われたとき:比較に乗らず、条件と責任の違いに戻す

「他社は無料」は、価格交渉ではなく圧力になりやすい一言です。
ここで他社批判や長い説明をすると、争いになります。

やることはシンプルです。

  • 比較に乗らない
  • 自社の標準と責任範囲を短く示す
  • 代案を出して選択に戻す

返答の基本形

  1. 受け止め
  2. 方針(標準)
  3. 条件の違い(責任・範囲・品質)
  4. 代案(範囲調整/有償/別プラン)

短文例(会話向け)

  • そうなんですね。他社様の条件は分からないのですが、当社は標準範囲と責任範囲を明確にして運用しています。ご予算に合わせるなら、範囲を絞る案をご提案します。
  • 比較の意図は理解しました。当社は品質と責任を担保する前提なので、範囲外は有償になります。代わりに、仕様を整理してコストを下げる形ができます。

短文例(メール・チャット向け)

他社様の条件は把握できないため比較は控えますが、当社は標準範囲と責任範囲を明確にして対応しています。ご予算に合わせる場合は、範囲調整案を2案お送りします。

ポイントは「他社より高い理由」を語らないことです。
語るほど言い訳に見えます。
条件に戻し、次の一手に進める方が早いでしょう。


今回だけと言われたとき:前例化のリスクを短く伝え、例外の条件を限定する

「今回だけ」は、こちらが断りづらい状況を作る言葉です。
ここで曖昧に受けると、次回も必ず同じ話になります。

返し方は2種類あります。

  • 原則は不可を貫き、代案に寄せる
  • 例外を出すなら、条件を狭くして残す

原則を貫く返答(おすすめ)

  • お気持ちは理解します。ただ、運用上例外が標準になってしまうため、今回はこの条件での対応になります。代案として、範囲を調整する案をご提案します。
  • 今回だけ、は難しいです。ルールが崩れると品質と納期に影響が出ます。できる範囲で現実的な案を出します。

例外を出す場合の返答(条件を限定する)

例外を出すなら、必ず「限定」を入れます。
限定がない例外は、ただの値下げです。

限定の軸(いずれか1〜2個だけ使う)

  • 期間:今回限り
  • 範囲:この作業だけ
  • 回数:1回のみ
  • 条件交換:納期延長/仕様削減/まとめて対応/継続契約

短文例

  • 今回は特例でここまで対応します。ただし、運用が崩れないよう「この範囲のみ」「今回限り」でお願いします。次回以降は標準条件でのお見積になります。
  • 特例対応は可能ですが、その代わり納期を◯日延ばす形で調整させてください。それなら品質を担保できます。

言い方は丁寧でも、条件は曖昧にしない。
ここが一番重要です。


予算がないと言われたとき:価格を下げるのではなく、範囲を調整する

「予算がない」は、値引きの理由として一番多い言葉です。
ただし、予算不足は相手の事情であって、こちらの原価は消えません。

対立にせず、設計に戻します。

  • 価格を下げるのではなく、作るものを変える
  • 優先順位を決める
  • 段階的にやる
  • 別プランにする

返答の基本形

  1. 受け止め
  2. できないことを短く
  3. できる形を複数提示
  4. 選択に戻す

短文例(会話向け)

  • 予算感、理解しました。金額だけ下げる形は難しいので、範囲を絞るか、段階納品にするかで調整しましょう。どこが必須でしょうか。
  • ご予算内に収めたい意図は分かります。仕様を整理すれば可能です。優先順位を決めて、まず必須だけに絞る案を出します。

短文例(メール・チャット向け)

ご予算の制約、承知しました。値引きではなく、範囲調整で合わせる形をご提案します。A案(必須のみ)/B案(段階納品)/C案(別プラン)をお送りしますので、ご希望をお知らせください。

段階納品・優先順位・別プランの出し方

言うだけでなく、相手が選べる形にします。

  • 段階納品:まず必須だけ、次は追加(予算に合わせて分割)
  • 優先順位:必須、希望、後回し を一緒に仕分ける
  • 別プラン:要件を落としても成立する代替コース

短文例

  • まず必須だけを今月分で対応し、残りは来月に回す段階納品なら可能です。
  • ご予算に合わせて、必須をA、希望をB、後回しをCに分けて提案します。

相手は「安くして」ではなく「なんとかして」を言っていることもあります。
その場合、設計変更で救えるケースが多いです。


無料対応・値引きの断り方に関するよくある質問(FAQ)

無料対応や値引きは、正解が一つではありません。
ただ、判断の軸がないまま返すと、毎回揉めやすくなります。

ここでは検索されやすい疑問をまとめ、迷いどころを短く整理します。


Q1|値引き要請に応じないと失注しそうです。どう判断しますか?

失注が怖いときほど、値引きが最初の選択になりがちです。
ただし、値引きは利益だけでなく「今後の標準」も下げます。

判断は次の3点で足ります。

  • 勝ち筋があるか:値引きで受注しても継続しない、追加要求が増えるなら危険
  • 代替案が出せるか:範囲調整・納期調整・別プランで成立するなら値引き不要
  • 例外の管理ができるか:例外にするなら条件と期限を必ず残す

迷う場合の言い方(結論を急がない)

価格調整ではなく、範囲と条件で成立させる方向で検討したいです。必須要件を整理して、2案お出しします。

値引きに応じる/応じないの前に、まず「仕様を変える」選択肢を出すのが安全でしょう。


Q2|無料対応を一度してしまいました。次から線引きできますか?

できます。むしろ早めに戻した方が揉めません。
ポイントは「過去の判断」を責めず、「運用を整える話」に置き換えることです。

戻し方はこの順番が安定します。

  1. 受け止め:これまでの経緯への感謝
  2. 方針:今後の標準運用を明確化
  3. 線引き:無料範囲と有償範囲
  4. 代案:プラン・回数・時間枠など
  5. 次の一手:再見積・契約更新・選択

短文例

これまでは状況に応じて柔軟に対応してきましたが、運用を安定させるため、今後は標準範囲を明確にして進めます。追加分は有償になりますので、必要ならお見積をお送りします。

「今後から」を先に言い切ると、過去の正当化をしなくて済みます。


Q3|理由を聞かれたらどこまで説明すべきですか?

結論から言うと、短い事実までが基本です。
背景や社内事情を長く話すほど、交渉の余地に見えたり、言い訳に見えたりします。

説明の上限はこの形が安全です。

  • 事実:工数が増える/責任範囲が広がる/優先度が上がる
  • 影響:品質・納期・他案件への影響が出る
  • だから:標準外は有償/条件変更が必要

短文例

追加作業になるため工数が増えます。このまま無償で対応すると納期と品質に影響が出るため、標準外は有償でお願いしています。

逆に避けたい説明

  • 忙しい、人手がない、社内が大変、赤字になる

これらは相手から見ると「そちらの事情」になりやすいです。


Q4|メールで断るのは冷たいですか。電話が必要ですか?

ケースで分けるのが現実的です。
基本は「感情が乗りやすい場は口頭、条件を残すのは文面」です。

電話が向くケース

  • 相手が強く詰めている
  • 金額・条件が大きい
  • 関係性が重要で、誤解を増やしたくない

メール(またはチャット)が向くケース

  • 条件が明確で、決めたルールを伝えるだけ
  • 記録として残したい
  • 口頭だと押し切られやすい

実務で一番安定する流れ

  • 電話で要点を共有 → メールで条件を確定

この順番だと「冷たい」も「言った言わない」も減ります。


Q5|関係を壊さずに、価格改定や条件変更を伝えるには?

関係を壊すのは、改定そのものより「突然」と「理由不明」です。
伝え方は次の4点で整えると通りやすくなります。

  • 先に予告する:いつから変わるか
  • 理由は短く事実で:品質維持、体制変更、原価上昇など
  • 影響を最小化する案を添える:既存は猶予、別プラン、範囲調整
  • 次の一手を置く:再見積、打ち合わせ、選択肢提示

短文例

品質と対応体制を維持するため、◯月以降のご依頼から価格と条件を改定します。現行のご契約分は◯月末まで現条件で対応し、それ以降は新条件で再見積いたします。ご不明点は10分だけお電話でご説明します。

「丁寧に説明する」より、「情報を揃えて選べる状態にする」方が、関係は保ちやすいでしょう。


この記事のまとめ

線引きは拒絶ではなく、運用の調整です。

方針→理由(短い事実)→代案→次の一手の順で伝えると、揉めずに前へ進みます。

表から選べる状態にしておくと、現場の判断が速くなります。

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